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インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能を使ったデザイン

 

フィルター機能の使い方と一部をご紹介

インクスケープ(Inkscape)の便利機能に「フィルター」があります。
ソフトに備わっているエフェクト効果を文字や図形などに適用する機能で、かなりのデザイン性を誇ります。
フィルターにはたくさんの種類がありますが、本コラムではその使い方と一部をご紹介します。

テキストや図形にフィルターを適用する

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方01

フィルター機能にはこれだけたくさんのエフェクトがあります。それぞれの種類ごとにさらに細かいデザインが用意されています。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方02

テキストツールを使って文字を入力します。
フィルターの効果をわかりやすくするため、背景を黒にしています。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方03

ひとつ試してみましょう。
テキストを選択して「フィルター」-「ぼかし」-「エッジをきれいに」をクリックします。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方04

エッジ(角)をきれいにするためにぼかしを入れるというのはピンとこないかもしれませんが、あまりにエッジがくっきりしすぎているとちらついてきれいに見えないことがあるんですね。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方05

「イメージペイント」-「油絵」を適用しました。もとの図形がベタ塗りなのでちょっとわかりづらいですね。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方06

「テクスチャ」-「ラフペーパー」を適用しました。テクスチャというのは“質感”“感触”といった意味です。くしゃくしゃの紙のような材質に見えますね。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方07

「テクスチャ」-「石壁」を適用しました。古びた石の壁のような質感です。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方08

「はみ出し」-「インクのにじみ」です。
名前のとおりですが、なかなかいい感じのにじみ具合ですね。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方09

「マテリアル」-「ヒョウ柄」です。こんなのもあるんですね。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方10

「リッジ」-「つや消しリッジ」です。リッジは隆起のことで、立体感を出すデザインがこれにあたります。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方11

「リッジ」-「屈折するジェルB」です。
つるっとした立体感のあるデザインになりました。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方12

最後は「散乱」-「点描画法」です。
散乱は点やキューブなどの小さい粒でデザインするフィルター機能です。

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フィルターがかかっているテキストをグループ解除

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方13

フィルターをかけたあとのテキストも、通常のようにバラバラにすることができます。
テキストを選択し「パス」-「オブジェクトをパスへ」をクリックします。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方14

「オブジェクト」-「グループ解除」をクリックします。

 

インクスケープ(Inkscape)のフィルター機能の使い方15

フィルターによるデザインは保持したまま、テキストがバラバラの図形になりました。

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作成者:J-ACT Co.,Ltd.
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