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HTMLタグで覚えておくルール

 

HTMLタグの基本ルール

前ページでも少し触れましたが、HTMLタグを使うときは<title>~</>のように、開始タグと終了タグで囲みます。<要素名>~</要素名>の形ですね。終了タグには半角のスラッシュをつけます。

タグには種類をあらわす「要素」、その中で細かく指定する「属性」、その属性の数値やリンク先のURL等を指定する「属性値」の3つで構成されます。
<要素名 属性名=”属性値”>~</要素名>
という形ですね。

 

例えば、

<font size=”1″>小さい文字</font>
<font size=”6″>大きい文字</font>

と書くと、

小さい文字
大きい文字

といった具合に文字の大きさを変えられるわけです。font(フォント)とは文字の字体をあらわし、大きさをあらわすsize属性の属性値を変えることで表示される文字の大きさが変わりました。
(後述しますが、実際には今紹介したfontタグを使うことは一般的ではありません。サイトの構造に関する内容はHTML、文字の大きさを含めデザインやレイアウトに関する内容はCSSに記述、と明確に役割を分けることが求められているからです。ここではあくまでHTMLタグの書き方ということでご理解ください。)

 

またHTMLタグでは、複数の属性を一度に指定することができます。
文字のサイズを指定して、文字の色も変える、など複数の属性を指定したい場合は、属性名と属性名の間に半角スペースをいれて並べることで、一度に指定ができます。

<font size=”5″ color=”#ff0000″>赤色で中くらいの文字</font>

 

赤色で中くらいの文字

HTMLのバージョンについて

HTMLにはいくつかバージョンがあります。ちょっと難しい話ですが、ある文書を他のソフトやWebで使うために互換性を持たせるための言語として「SGML言語」というマークアップ言語がありました。これが発展して現在のHTMLやXMLといったマークアップ言語になったのですが、HTMLはWebに特化しすぎるあまり、本来の目的である互換性からやや外れてしまいました。便利でデザイン性も豊かな反面、文書構造とデザインとの区別があいまいになったのです。
これを解消するための言語として、XMLとHTMLを複合させたXHTMLというマークアップ言語が誕生しました。HTMLも進化しており、現在はHTML5が最新ですが、当サイトでは普及率の観点から「XHTML1.0」を用いて解説しています。
細かい説明は省略しますが、以下の2点にご注意ください。

  • タグの「要素」「属性」はすべて「半角の小文字」で書く
  • 「終了タグ」がなく単独で機能するタグは、<要素名 />のように書く
    (例:改行タグ<br />)